Okotaの気まぐれ日記

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2005年1月6日 更新113回目
お題:K-1Dynamiteのレビュー

新年明けましておめでとうございます。

昨年大晦日〜年が明けた時間にかけまして、 ひたすらPRIDE男祭り2004SADAMEのリアルタイムレビューとか訳の解らない企画をやってましたが、 新年明けて最初の更新が、その裏番組のK-1Dynamiteのレビューなんで、 今年もこのサイトがどーなるのか激しく予想できそうな感じですが、 今年も宜しくお願いします(挨拶が無駄に長い・・・)

さて、気を取り直してちゃっちゃとK-1Dynamiteのレビューを始めますね。 実際に行われた大会の内容(試合順や試合数)とテレビ放映とでは若干ズレがあるようですが、 テレビ放映の方でレビューさせて頂きます。

武蔵 VS ショーン・オヘア
ルールはK-1ルールで行われた試合です。 武蔵に関してはK-1GP2003&2004の準優勝者という事で特に説明の必要は無いでしょう。

ショーン・オヘアは国外の総合格闘技で慣らしてる選手だそうで、 一応バックボーンはプロレスみたいです。 正直K-1ルールではきついんじゃないかと思います。

結果は、武蔵のK.O.勝ち。 相手のショーンはまだ総合格闘技の選手として若いなと感じました。 獰猛に攻めて行くのは良いのですが、やはり武蔵の技術に負けたって感じでしたね。

K-1GPの試合を見ていると、どうしても武蔵選手はパワー不足という感じを否めませんが、 これもK-1GPに出場している選手が強いからそう感じてしまうのでしょうね。

今回の大会で感じましたが、 GPに出場している選手とそうでない選手とではやはり1つレベルが違うという感じがしました。

シリル・アビディ VS ボビー・オロゴン
当初、ボビーの相手はマイク・ベルナルドだったのですが、 体調不良の為欠場となり、その穴を埋める事に対して名乗りをあげたのがシリル・アビディだったのです。

シリル・アビディはフランスのケンカ屋の異名を持ち、 その戦闘スタイルも荒々しいものがあります。 バックボーンはキックボクシング。

この試合は、総合格闘ルール(寝技有り)で行われたのですが、 それでも8:2でアビディが有利だと思っていましたし、 何よりバラエティ番組出身の選手に生粋のK-1ファイターが負けて欲しく無かったという願いもありました。 そう、例え慣れない総合格闘ルールだとしてもです。

結果は・・・ボビーの判定勝ち・・・。 非常に残念無念な結果です・・・。

しかし、アビディ選手なのですが、 練習期間が短かったとは言え、寝技であそこまで戦えないとは・・・。 それならば最初から総合格闘ルールでの試合にOKしなければ良いのに・・・と思います。

レイ・セフォー VS ゲーリー・グッドリッジ
K-1GPに6年連続(?)出場している実力派レイ・セフォーと、 K-1とPRIDEどちらにも参戦しているゲーリー・グッドリッジの対戦です。 ルールはK-1ルールで行われました。

どちらも破壊力に定評のある二人なので、 結構面白い試合になると思っていました。

レイ・セフォーは去年のGPで武蔵に判定負けしたとは言え、 試合内容では決して負けていませんでした。 むしろ、勝っていたと思っています(つまり、判定に意義有りと・・・)

ゲーリー・グッドリッジは去年のGP開幕戦でマイティ・モーに1RでK.O.されたとは言え、 K-1GPのリザーブ・マッチではシリル・アビディと対戦してK.O.勝ちを収めています。 元々9年連続腕相撲世界一の称号を持ってる剛腕を持っていますので、 かなり期待できる選手です。

結果は・・・レイ・セフォーの1RK.O.勝ち・・・。 いやはや・・・レイ・セフォーはやっぱり強いですね〜。 やっぱりGP出場選手と開幕戦で敗れた選手では1つレベルが違うのだなぁ・・・と見せ付けられた試合ですね。

秋山成勲 VS フランソワ・”ザ・ホワイトバッファロー”・ボタ
今年のアテネオリンピックの柔道代表の座を争い、惜しくも敗れてしまった事をきっかけに、 プロ格闘技に転向した秋山のデビュー戦です。

相手は去年のK-1GP第3位のボクシング元IBF世界ヘビー級チャンピオンのフランソワ・”ザ・ホワイトバッファロー”・ボタ です。

ルールは総合格闘ルール(寝技有り)で行われました。 立ち技なら確実にボタ有利、寝技にどれだけ対応できるか?秋山がどれだけ早くテイクダウンを取ってグラウンド戦に持ち込めるか?が勝負でした。

結果は、あっちゅーまに秋山がテイクダウンを取り、そこからボタは何もできずに終わりました・・・。 ボクサーがパンチを1発も出せなかったので正直何も良い所がありません・・・。

やっぱり、K-1ファイターは総合格闘ルールで戦うべきじゃない・・・。 と言いますか・・・なんで立ち技最強を決めるはずのK-1に総合格闘ルールがあるのかが謎です・・・。 なんか、秋山のハクを付ける為だけに利用されたという感が否めませんね・・・。

魔裟斗 VS 山本“KID”徳郁
反逆のカリスマ魔裟斗と神の子KIDの試合です。 私がK-1Dynamiteで一番楽しみにしていた試合です。

ルールはK-1ルール、元々KIDは総合格闘ルールで戦っていた選手なので、 K-1ルールでどこまで魔裟斗に通用するかが見所でした。 私自身はKIDを応援していましたが、それでも6:4で魔裟斗の勝ちかなぁ・・・と思っていました。

結果は・・・予想以上に良い試合でしたね! 今回のK-1Dynamiteで一番良い試合だった事は間違え無いでしょう! ホントこれだけの試合なら、この試合を魔裟斗の希望通りメーンにしても全く問題無かったのではないでしょうか?

KID選手が予想以上にK-1ルールで戦えてましたし、1Rで魔裟斗からダウンを奪いましたしね。 まさに(格闘技の)神の子と思わせる動きでした。

ダウンを奪われてから今までちょっと舐めてかかっていた印象のある魔裟斗が本気になりましたね。 まさかダウンを取られるとは夢にも思ってなかったでしょう。 一気に攻撃が荒くなりました。 そこで、思いっきりKIDの下腹部に強烈な蹴りが・・・

あれだけ下腹部に強烈な蹴りが入り、涙を流し悶絶する程の痛みを味わったにも関わらず、 試合続行をしたKID選手・・・男・・・いえ、漢ですね。

残念ながら試合は判定で2-0で魔裟斗が勝ちましたが、今年もK-1ミドル級ではこの2人から目が離せませんね! K-1MAXが楽しみです♪

藤田和之 VS カラム・イブラヒム
アントニオ猪木の一番弟子である藤田和之とアテネオリンピックでレスリングの金メダルを獲得した カラム・イブラヒムの対戦です。

PRIDEも混ぜてオリンピック関係の選手がかなりこの総合格闘技の世界に足を踏み入れて来ましたね。 吉田が良い前例となっている為、オリンピック選手の試合にはとても期待が持てます。

藤田は2003年の大晦日には「猪木ボンバ・イエー」の大会に出場し、 大トリで現役のボクシング・クルーザー級のチャンピオンと対戦して見事勝利を納めています。

余談ですが、この藤田とボクサーの試合を見た時、ボクサーがあまりにも攻撃できなかったので、 八百長試合だと思っていました。 しかし・・・総合格闘ルールに立ち技のみの選手が登場するとこんなもんだったんだなぁ・・・と 今では思えるようになりました。 似たような試合をいくつも今大会だけでも見ましたので・・・。

で、本題の藤田VSカラム・イブラヒムですが・・・何と言いますか・・・特に感想も何もありません・・(ぉぃ

プロレスとレスリングで似たような種目の選手ではありますが、 なんせ総合格闘技のキャリアが違います・・・。 総合格闘技でやる以上、藤田の勝ちは順当な物だったと思います。

ボブ・サップ VS ジェロム・レ・バンナ
カード的には凄く面白い試合だと思っていました。 それだけにこの試合にもかなり期待していましたし、 この試合が決まったおかげでK-1Dynamiteへの興味がウナギ昇りに増えました。

しかし・・・蓋を開けてみれば・・・PRIDEとK-1を合わせて・・・一番面白くない試合でした・・・。 正直萎えまくりでした・・・。 ビデオで見てる時に何度早送りをしてやろうかと思いましたよ・・・。

まず・・・ボブ・サップって元々K-1ファイターですよね? 何でK-1ルールの試合じゃなくて総合格闘ルールを希望するのか・・・? そりゃ、確かにバンナは総合格闘ルールに慣れてないので有利と言えば有利ですが、 K-1ファイター同士の試合でしょ? どうにもこうにも解せませんね・・・。

結局、K-1ルールと総合格闘ルールのMIXルールになりましたが・・・これがまた萎えまくり・・・。 バンナが総合格闘ルールでロクに動けないだろうという事は今までの前例からして当然の事だと思ってますので、 それについては突っ込むのは止めておきます。

しかし・・・K-1ファイターのサップがK-1ルールの時に・・・手も足も出ないなんて・・・。 ホントにK-1ファイターなのか疑いたくなります・・・。

サップは丁度私が格闘技番組を含めテレビをほとんど見てなかった時期にデビューして暴れてたので、 あまりサップの試合は見たことがありません。

覚えてる範囲では、2003年K-1GP開幕戦でレミー・ボンヤスキーと対戦した試合(終始押されてて、最後は反則負け)。 2003年K-1Dynamiteで曙と戦った試合。の2試合のみです。

世間様ではビーストとか野獣と呼ばれ、と知名度は高いですが、K-1ファイターとしてぶっちゃけ弱くないですか?(汗) どーも、ボビーと同じような匂いがします・・・。

それで試合は、K-1ルールでは完全にバンナが押して、総合格闘ルールではサップが圧迫して・・・な試合展開・・・。 そして、どちらも相手を倒しきれずに試合終了でMIXルールのルール上、決着が付かない場合はドロー・・・。 萎えましたねぇ・・・。

曙 VS ホイス・グレーシー
PRIDEと契約を結んでるホイス・グレーシーがK-1参戦って事で、 事前に何か揉めてたようですが、無事に試合ができて良かったですね。

とりあえず、曙選手がこの試合で始めて総合格闘ルールに挑戦という事になります。 しかも、相手には最強の一族の名のグレーシー一族のホイス・グレーシー。

試合前の予想としては、普通の試合になれば10-0でホイスの勝ち。 体重が220kgだか230kgあってもグラウンドの技術は素人同然なので、 体重(重さ)で勝負するしかできない。 そんなんでは、本物の前には何も出来ないだろう。 また、立ち技勝負でもホイスの餌に食いついてなんだかんだでグラウンド勝負になると思いますし。 という予想です。

結果なんですが・・・まさにホイスのシナリオ通りの試合になりましたね! 見てても妙な爽快感がありました! この前の試合でフラストレーション溜まりまくりだっただけに、妙に嬉しかったですね(笑)

ホイスはこの試合を受けた理由は「230kgの選手と戦える事なんて滅多にない。これは良い機会だ。」 みたいなコメントを残しています。

そして、ホイス・グレーシー=グレーシー柔術=寝技。必ずホイスは寝技でこの230kgを体感したいのだと思っていたと思います。

曙選手的にはグラウンドで戦うか立ち技で戦うか微妙なところだったでしょうね。 やはり体重には自信がありますし、この重さでグラウンドでも戦えるのでは?とどこかで絶対思っていたと思います。 なので、グレーシー柔術の前に寝技は危険だとは思っていても、もしかして?みたいなのがどこかであったはずなんですよ。

だからこそ、ホイスの撒いた餌にまんまと食いついて、あっさりと負けてしまったって感じでしょうね。

最初は実際に230kgがどんな感じなのかを試しに体感する為にグラウンドに誘い、様子を見た所で脱出。 そして、実際に体験してどう攻めるかを頭の中でイメージを固めて決めに行く。

タックルや投げで寝技に行こうとしても恐らく付き合って貰えないし警戒されるので、餌を撒く事にする。 ローキックを放ち、それを切らせて自分がダウン→相手がチャンスだとばかりに上に乗っかってくる。 そこでまんまと罠にハマった曙をじっくりと関節技で料理しての1本勝ち。

解説では、曙がホイスのローキックを切ったのが巧いとか何とか言ってましたが、 アレはホイスが撒いた餌です。寝技に持ち込む為のね。 間違えない!と断言しても良いです(笑)

とまぁ、そんなわけで、今回も曙は良い所なしで負けたわけなんですが、 今後どうなるんでしょうね? 今までデビュー以来5連敗とかしてるにも関わらず、 今回メーンイベントをやらせてもらってる所からして、 K-1側にしてもまだ曙の知名度は使えると思ってるんでしょうね。 しかし、今後はどうなることやら・・・。

今回の総評
PRIDEでのステファン・レコやマーク・ハントにも言える事なんですが、 K-1ファイターが総合格闘ルールで戦うには相当な時間のグラウンドの練習が必要不可欠だという事を、 改めて、嫌という程思い知らされた大晦日だったです。

K-1ファイターと言えども、専門は立ち技です。 グラウンドは専門外で、それで戦うのならば素人同然です。 それを、1試合とかを適当に総合格闘ルールで試合させるのはいかがな物かと・・・。 (レコやハントはPRIDEに行ってるので練習するべき)

個人的には経営的にどうとかという言い分は解りますが、 視聴者の立場からして見れば、 K-1は立ち技のみの試合にするべき。 総合格闘ルールやMIXルールでの試合は要らない。

そのルールで戦いたいのならば、他の大会に出るべきだ。 幸いにも、日本ではPRIDEって言う大会もあるので、 そちらに移行するべき。

元々グラウンド競技出身の選手(柔道やレスリングやプロレス)とK-1ファイターが総合格闘ルールで戦うのならば、 K-1ファイターはタックルや投げの防御が出来ていないので、 あっさりと寝技に持ち込まれる(つまり立ち技で戦わせて貰えない)。 そして、そこからお得意の寝技の攻撃でジワジワとやられていく。

こんな試合は正直見てて面白くないです。 総合格闘技をやりたいのなら、総合格闘技の選手と対戦すべき。 その試合にK-1ファイターを付き合わせるのはどうかと思った試合でした。



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